シマエナガに会える！？子連れでも楽しい千歳の「The Bird Watching Cafe」

すっかり北海道の人気者になった“雪の妖精”シマエナガ。
本物を見てみたい！という方も多いのではないでしょうか？
そんなシマエナガに会える！と話題の「The Bird Watching Cafe（ザ バードウォッチングカフェ）」が千歳市にあります。

野鳥が観察できるカフェ
「ザ バードウォッチングカフェ」とは

野鳥撮影の第一人者、嶋田 忠さんがプロデュース

バードウォッチングカフェはヤマセミやカワセミ、アカショウビンなどをはじめとする野鳥撮影の第一人者で、千歳市在住の嶋田 忠さんのギャラリーと共に2014年にオープンしました。
入口を入るとすぐに嶋田さんのギャラリーがあり、様々な野鳥の迫力ある写真を無料で観覧することができます。
ギャラリーの奥がカフェスペースの「ザ バードウォッチングカフェ」になっており、森に面したカウンター席からは森の庭に訪れる様々な野鳥やエゾリスを観察することができます。
カフェの奥にある扉から続くスペースは「バードフォトカフェ」、通称撮影スペースと呼ばれ、カモフラージュネットを貼った窓から森の庭に集まる野鳥や動物を間近で撮影することが可能です。

嶋田さんのサイン入り写真集やバードウォッチングカフェのオリジナルグッズが販売されるスペースもあり、オリジナルグッズには可愛いシマエナガのキャラクターが描かれています。

バードウォッチングカフェへのアクセス

バードウォッチングカフェがあるのは、千歳市内から支笏湖へ向かう支笏湖公園線（支笏湖スカイロード/ 北海道道16号）沿い。
新千歳空港からは車で約20分、千歳駅からは北海道中央バスの支笏湖線で約20分、千歳桂病院前停留所で降りてすぐのところにあります。

野鳥やエゾリスが観察できるカフェスペース

シマエナガを堪能できるカフェメニュー

カフェスペースでは庭に遊びに来る野鳥たちやエゾリスを観察しながら、ドリンクを飲んだり、食事をしたりできます。

私はお昼どきに行ったので、ランチに「ツナ＆バジル」のトルティーヤサンドをいただきました！

バジルがしっかり効いてて、チーズとの絶妙にマッチして美味しい！

また、このカフェの人気メニューといえばシマエナガソフトです。

シマエナガの形のソフトクリームで、見た目の可愛さはもちろんですが、濃厚な牛乳を感じられるソフトクリームはコーヒーのお供に最高です！

せっかくならシマエナガづくしで！ということで、ラテアートが楽しめるカフェラテも注文しました。

ラテアートもカップもコースターも、全部シマエナガ！

窓側の席では飛来する野鳥を観察できる

バードウォッチングカフェの庭は、様々な餌台が設置されており、たくさんの野鳥が飛来します。
庭に面した窓側の席は、座席が空くとお店の方が順次案内してくださいます。
ですが、冬の時期は混雑するので、事前予約がおすすめです！

皆さんお目当てのシマエナガは、カフェスペースの前に来ることは稀だそうなのですが・・
この日はちょうど私の席の前に来てくれました！しかも3匹も！

シマエナガが来ると店内がざわざわしました。さすが人気者ですね。
シマエナガの情報はスタッフさんが毎日更新されているノートで確認できました。

とはいえ・・来るか来ないかは運のようですが💦

ちなみに、撮影スペースへの入口に設置されたライト、シマエナガが来ると光ります！

シマエナガが来るのは11月頃から4月頃までの冬季期間。
エサの少ない時期とのことです。
この時期のシマエナガは冬毛でほわっとしていて、まさに雪の妖精！

ちなみに、夏の時期はエゾリスなども遊びにくるそうです。
私の息子も3歳のときに連れて行きましたが、次々とやってくる野鳥たちに興味津津でした！
間近で野鳥を観察できる機会はなかなかないと思うので、良い体験ができると思います！

本格的に野鳥撮影がしたい方のための撮影スペース

カフェスペースの奥に設置されているのが「バードフォトカフェ」、通称撮影スペースです。
全部で9席の撮影スペースは、鳥たちに警戒されないよう、窓枠にカモフラージュネットが貼られており、超近距離で野鳥を撮影することができます。
カフェスペースは窓越しでの撮影になりますが、撮影スペースは遮るものがないのでくっきりと鳥たちの姿を撮影することができます。
カフェのドリンクをいただくこともできます。寒くてすぐ冷めてしまったので、水筒を持参してドリンクを入れてもらうのがおすすめです。

私はカフェスペースに行ってから、どうしても窓越しでなく撮影がしたくなったので、撮影スペースを予約しました！
予約できたのは3週間後で、人気なのがよく分かりました💦

私はこの日3番ブースに2時間半ほどいたのですが、5回ほどシマエナガが飛来しました。
小さくてなかなか撮影することが難しいシマエナガですが、200mmのレンズでもトリミングすれば十分なほど大きく撮影できました！

シマエナガ、本当に一瞬で飛び去ってしまうので、1/1000秒以下での撮影がおすすめです。

ちなみに私の推しはアカゲラさん。
この日も長い時間庭に滞在していたので、可愛い姿をたくさん撮影できました。

他にも様々な野鳥たちを撮影することができました。

撮影スペースは基本的に事前予約制で、冬は1ヶ月先の予約が埋まっていることも珍しくないようです。
シマエナガを撮影したい！という方は、早めの予約をおすすめします。

シマエナガを撮影するなら・・と、常連さんに教えていただいたおすすめ席は３・４・５番だそうです。
私はたまたま３番席だったのですが、確かにシマエナガ、何度も撮れました！

ザ バードウォッチングカフェの情報

シマエナガブームで人気に拍車がかかり、冬期間は平日でも満席のことが多い「ザ バードウォッチングカフェ」。
訪れる際は予約をしてからがおすすめです。
撮影スペースも1ヶ月先まで予約が埋まっていることも珍しくないので、気になる方は早め早めにチェックしてくださいね。

あゆこ

自他ともに認める北海道好き

新千歳空港のある北海道千歳市在住（北海道歴13年）
群馬県出身｜4歳男の子の母｜フリーのフォトグラファー
北海道観光マスター｜北海道フードマイスター
・
高校卒業後、漫画「動物のお医者さん」の影響で北海道へ。
就職後は北海道食材を研究するバイオ企業で北海道の食への興味を深める。
IT業界へ転職後は、観光関連や飲食関連のWebサイト制作を通じ、さらに北海道が大好きに。
北海道が好き過ぎて結婚指輪を北海道の形にし、周囲にちょっと引かれる。